このシリーズは何個かに分けて書いていきます。
どんなに気を付けていても人生で1回は経験するであろう故障について。
今回はandoroidのGシリーズ(2014年-2015年冬春モデル)以降で考えていきます。
型番が不明な場合は本体側面または裏面で確認できますが、オンラインでの確認またはインフォメーションセンター(ドコモ携帯から151 その他0120-800-000)で確認も可能です。
有償or無償の考え方
ちょっと細かいですがここは理解しないといけません。個人判断での納得いく、いかないの問題ではないので注意しましょう。
残念ながら契約として決まっている以上ゴネても結果は変わりません。
修理代金の有無は基本メーカー判断
公式HPにもありますが無償か有償か、それはいくらなのか?というところはドコモまたはメーカー基準でありユーザー基準ではありません。
1つ例を出します。2018/3時点として
・SO-01Jを利用している
・電源が入らない、充電ができない
・端末利用期間は1年3ヶ月
・ケータイ補償加入中
・落としたりぶつけたことはない(外観にキズはない)
この条件で修理代金は0~5,500円(税込)です。
ユーザー目線で考えれば「補償に入っている+壊すようなことはしていない」ので無償修理と思う方も多いのではないでしょうか?
逆にドコモ目線で考えると「無料故障修理サービス/修理代金安心サポート」が適用になるので0~5,500円(税込)という判断です。無償か有償かの基準はメーカー判断です。
有償になるパターンはコチラの保証内容の項目に記載があります。今回の例で有償になる可能性が高いのは
・お客様のお取り扱い不良による故障・損傷などの場合
・お買い上げ後のディスプレイ・外部接続端子などの破損の場合
この2つです。
取り扱い不良とは
単純にユーザー責の故障です。
ケータイ補償に加入していて有償修理となる場合(長期利用での電池劣化を除く)は自分のスマホに対する「普通の使い方」という基準を考え直したほうがいいでしょう。
・充電しながら利用する(モバイルバッテリー利用含む)
・バッグやポケットに金属製のキーホルダー等と一緒に入れる
・ズボンの後ろポケットに入れたまま座る
・風呂場や海、プールで利用する
なにか該当しているものはありませんか?これを普通と思っているとどこかで故障する可能性はあります。
「このくらいで壊れるものは不良品」という認識はユーザー目線なので注意してください。
ちなみに充電しながらの利用は半年ぐらいで電池劣化はありえます。
すぐに症状が出るものではないですが、壊れる可能性を含んだ利用方法と認識しましょう。
ちなみに「満員電車に乗っていて、気づいたら画面が割れていた」も有償です。
先ほどの「お買い上げ後のディスプレイ・外部接続端子などの破損の場合」です。
補足:防水について
CMでお風呂で使っているシーンあると思いますがあれはやめたほうがいいです。
(個人的にあの宣伝しないほうがいいのではと思います。)
主にケータイの防水とは「防水性能IPX5/8」です。検索するといくらでも出てきますが
・常温ではない(5℃〜35℃)
・水道水(真水)ではない
・キャップ類が閉まっていない
ここら辺が該当します。
石鹸の泡がついたりお湯に落としたり、キャップが緩んでいたらNGです。
先ほどのページで水濡れシールの反応例がありましたが店頭で反応していれば100%有償です。
「元々不良品だったのでは?」は通用しません。
今時は防水機能は当たり前に付いていますが、過信は禁物です。
元々の考え方として精密機械を水回りで使うというのは避けるのがベストであり、わざわざ壊れる可能性のある使い方をしないというのが正しい利用方法です。