公式HPにも書いてあるので、5G(4G含む)データプラスでは30GB/月で速度制限になります。
5Gギガホの利用可能データ量は100GBですが、仮にギガホ側回線でデータ量の余りがあっても制限がかかります。
5Gデータプラスより引用
利用可能データ量について
「5Gデータプラス」ご契約回線のデータ量は、ペアとなる「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホ」「ギガライト」のご利用可能データから利用します。(ペアとなる親回線が料金プランを変更した当月においても、「5Gデータプラス」ご契約回線は、ペアとなる親回線の利用可能データ量から利用します)
ペアとなる回線のご契約が「5Gギガホ」の場合、ご利用可能データ量の上限が30GBとなり、30GB超過時の通信速度は3Mbpsとなります。
データプラス回線で30GBを超えてしまった場合は?
通信速度が下がります。
データプラス側の契約は4G,5G問わずメイン回線の契約に準じた速度に制限されるため5Gギガホであれば3Mbpsです。
しかし3Mbpsの速度が出ていれば検索等ではさほど影響はでません。
動画を見る場合HD画質(720p/30fps)では満足に視聴できまんが、読み込みながら進むことになります。
ある程度待って視聴するか480pに画質を落として視聴するなど対策が必要です。
30GB以内で利用可能なら月々の料金を安くできる可能性が高い
父・母・子の3人家族を例にします。
父→5Gギガホ:100GB(7,128円(税込))
母→ギガライト:1GB(2,178円(税込))
子→ギガホ:30GB(6,578円(税込))
合計:15,884円/月(税込)
父→5Gギガホ:100GB(7,128円(税込))
母→ギガライト:1GB(2,178円(税込み))
子→ギガライト:1GB(2,178円(税込み))
父の5Gギガホをペアにしたデータプラス:30GB(1,100円(税込み))
合計:11,484円/月(税込)
このパターンで考えれば3,300円/月(税込)変わるため年39,600円(税込)の節約が可能です。
デメリットは
- 父が利用できるデータ量が70GBまで落ちてしまう(子が30GB使った場合)
- 子はデータ専用端末を利用するので2台持ちになる
の2点です。
子が2台持ちになるので、新たに端末を用意する費用が発生してしまうところは要注意です。
しかし最近では2~3万でもそこそこのスペックを持った端末は手に入るのでトータルコストを考えればありでしょう。
なぜデータプラスで30GBという制限をつけたのか
完全に主観の話になります。
データプラス側回線も無制限にした場合、2020/3/25から開始している「データ量無制限キャンペーン」によって実質の料金をかなり下げてしまうからだと考えられます。
- 5Gギガホx2=14,256円(税込)(みんなドコモ割3回線として)
- 5Gギガホ+データプラス=8,228円
となるため、月6,028円安くデータ無制限回線が作れてしまいます。
データ量無制限キャンペーンの終了期間も未定ですし、データプラスは解約金がないためキャンペーン終了に合わせて解約してもユーザー側にデメリットはありません。
これら踏まえて、制限をかけないとデータ量無制限回線が簡単に作れてしまい利益が出ないためと考えられます。
まとめ
- データプラスは30GBで制限がかかる
- 制限がかかっても速度が3Mbps出るため、高画質で動画を見なければ支障はない
- 家族の利用状況によってはデータプラスをうまく使ってやすくすることができる
制限がかかっても以前のように使えないレベルで遅くならないので支障はありませんが、念の為注意は必要です。
また、2台持ちに抵抗がなければ月額コストを抑える使い方もできるため検討の余地はあります。