iPhone7は2016/9/16に発売されました。
2020/5現在から購入しても最低2年は持つと考えて良いでしょう。
理由として、iPhone5sが5回のOSバージョンアップに対応して最長6年は現役のためです。
もし同じペースで更新されたならiPhone7は2022/9まで現役となるので3年使える計算です。
もちろん、早期打ち切りになることもあれば対応年数が伸びることもあります。
OS対応年数が長くなってきているので、その点を考えれば4~5年は現役で行ける可能性もあります。
今回は、今iPhone7を購入した場合一体あと何年使えるのかを考察します。
*2020/5現在、ドコモショップでの在庫は枯れていてオンラインショップでも入荷未定が続いています。
中古(新中古)での購入または新品の場合は代替としてiPhone SE(第2世代)などを検討頂く内容となるためご了承ください。
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iPhone7のスペックをおさらい
AppleよりiPhone7のスペックを再度確認すると、一年前の6sより進化した点が多数存在します。
防水防塵対応
iPhone7から初の防水、防塵に対応。
今まで水回りでの利用や、雨の日の利用で不安が残ったが安心して使えるのは非常に大きな違いです。
ただ、完全防水ではないので過信は禁物。
イヤホンジャック廃止
イヤホンジャック用の端子が廃止されたため、変換ケーブルを利用するかBluetoothイヤホンの利用が必須になりました。
同梱のイヤホンはLightning端子に対応しているのでそのまま使えますが、市販の有線イヤホンを利用する場合は注意が必要です。
f値1.8で暗い場所でも明るく写真撮影可能
iPhone6sまではf値2.2でしたが、iPhone7から1.8となり暗い場所での撮影でも明るく写真が撮れるようになりました。
Galaxy S9などはf値1.5なので、更に高性能ですが1.8あれば特に問題はありません。
よほど暗い場所での撮影をきれいに取るのであれば一眼レフを利用したりアプリでシャッター速度を変える等で対応が必要です。
ここまで拘るのであれば今からiPhone7を購入する理由はあまりありません。
Apple pay対応で電子マネーが使いやすく
モバイルSuicaやiD等のおサイフケータイに対応したことでAndroidから乗り換えた方も多かったのではないでしょうか?
現在は利用してない方も、今後利用する可能性も踏まえてあって損はない機能です。
何年使えるかの基準はOS対応年数とは限らない
もちろん最新OSに対応することは重要ですが、それだけが基準ではありません。
動作の快適さや、充電の持ちも重要な要素です。
最新OSに対応しなくなっても使える
最新OSではなくてもスマホは動きます。
そして、最新OSに対応していてもバージョンアップしない方もいます。
ただ、古いOSのデメリットとして
- 最新OSの機能を使えない
- 最新OSに比べてセキュリティが低い
等の問題もあります。
それに対して
- もともと最新機能がなくても今のままで十分
- ノートンやウイルスバスター等のセキュリティソフトで対応する
これらの方法や考え方で利用することも可能です。
「最新OSじゃないので絶対に機種変更しなければならない」わけではありません。
2年以内に動作が重くなる可能性も?
容量不足や、2年後のアプリにどこまで耐えられるかは不明です。
そして思いの外、本体にデータも蓄積されるのでどうしても重くなることはあります。
これは個人差があるので万人が絶対大丈夫、絶対重くなるとは言い切れません。
確実なのは3年すれば実質0円以下でもとが取れているので機種変更しても損はしないということだけです。
バッテリーの消耗も視野に入れる必要がある
現在iPhone7のバッテリー交換費用は5,940円(税込)です。
先ほどと同じように、3年後に5,940円(税込)出してバッテリー交換をするなら買い換える選択肢もあります。
「データ以降が不安、面倒」「動作が特に問題ない」と思う方はバッテリー交換をするべきですし
お金を出して交換するならまた新しい機種を安く買ったほうがお得と考えることもできます。
その時の自分の使用感や手間を考えて決めるべき内容です。
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2020年の今購入するメリットがあるのはライトユーザーのみ?
docomo withとして再販されるのは32GBモデルのみです。
*現在docomo withは新規受付終了しています
128GBや256GB等の大容量モデルを求める方や、最新ゲームを常にする方は今から購入するのは控えておいたほうが良いでしょう。
そのような利用方法であれば概ね3年前にiPhone7をすでに購入し、次の機種への機種変更を考えているはずです。
なので、今から購入するならライトユーザーの方が対象と考えます。
価格が非常に安い!27ヶ月の利用で実質無料に!
本体価格は42,768円で、24回払いなら月々1,782円です。
docomo with対象端末のため、基本料金が月々1,620円割り引かれるため27ヶ月利用で-43,740円となり実質無料です。
それ以降も割引は続くので1年で19,440円ずつお得になります。
最新機種にこだわらなければ月額を抑えることができるので魅力的です。
現在はドコモショップでも在庫がなくオンラインショップも入荷未定が続いています。
docomo withも終了し、実質無料やそれ以下もありません。
代替としてiPhone SE(第2世代)が注目されています。
検索や動画を見るだけならオーバースペック?
ちょっと検索をしたり、youtubeで動画を見たりするならサクサク動きます。
最近のゲームもよっぽどスペックを要求するものでなければ問題なく動きます。
2年半前の機種ですが、今後のアップデートが来ても動作が重いと感じることはあまりないと思われます。
容量は注意が必要?動画を沢山撮る方は管理を!
32GBモデルなので、動画を沢山とるとすぐにデータ量を圧迫してしまいます。
パソコンやUSBメモリなどにバックアップを取って対応するか、画質が多少落ちてよければGoogleフォトの容量無制限を使うなどの対処が必要です。
自分が今どのくらいの容量を使っているのかを確認する場合は設定から見れますが、機種により操作が多少異なります。
不安な場合はドコモインフォメーションセンター151より、しっかりと確認してもらうのが無難です。
子供に持たせる初スマホならiPhone7でも十分
「中学生や高校生になったから初スマホを持たせる」方も最近は多いです。
学生の中ではiPhoneの人気は高いので要求されたことがある親御さんも多いのではないでしょうか?
iPhone7でも最近のゲームはそれなりに動きますし、最初から最新モデルを選定しなくてもいいでしょう。(余裕があれば別ですが)
「好きな機種を購入するなら自分で稼いだバイト代で」という家庭も多いので子供としっかり話をしてから決めましょう。
- 受験に合格したら
- テストで○教科○点以上取ったら
などの条件で話をつけるのもよく聞く話です。
まとめ
- 最新OS対応を予測すると3年は使える
- 現在の機能としては申し分がない
- 27ヶ月で負担0になるので長期利用者向け
- 万が一、3年後に交換が必要でも元は取れている
- ヘビーユーザーにはオススメできない
以上のことより「最新じゃなくていいので価格は抑えたい」方にはもってこいの機種です。