前はやらないと動きに差が出てたけど…
アプリ使用が終わったらすぐにタスク切っていませんか?実はそれは意味がなく、
逆にバッテリーに悪影響を与えています。
バックグラウンドに回ったアプリはごくわずかしかバッテリー消費しませんし
RAMにも影響しません。
*バックグラウンド更新を切っているアプリに限る。
Appleに興味がある方はご存じかも知れませんがJohn Gruber氏より
アプリがバックグラウンドに存在する時は、効果的に作動をしない状態で待機している。(無意味にバッテリーを消費しているわけではない)
もしあなたがバックグラウンドのアプリを強制的に終了させるなら、あなたのiPhoneのバッテリー寿命は短くなるだろう。
とのこと。
実際私もタスクを意図的に切るのはフリーズや動作不良の時だけであり
普段使いでアプリの使用が終わったから消した覚えは数年ありません。
wifiやBluetoothもつけっぱなしです。
それでも特に問題なく日々を過ごせていますので
今回はタスクについて見て行きましょう。
タスクを切るのは過去の習慣?今はOSの進化で逆効果!
普段パソコン(以下PC)を利用している方へ質問です。
- 電源OFF状態から起動する
- スリープ状態から復帰する
どちらが早くデスクトップへ移行できるでしょうか?
答えは100%、スリープ状態から起動するときです。
これをアプリに切り替えて考えれば答えは明白です。
- 毎回SafariやChrome、カメラやゲームのタスクを切って再起動させる
- それらをバックグラウンドから再起動させる
後者の方が有効ですよね?
この考え方がしっくりきた方は、もうタスクを無意味に切るのはやめましょう。
アプリ立ち上げにに必要な処理がバッテリーをより消耗させてしまいます。
また、タスクを切らずとも動きに変化が無ければ余計なことはしないに限ります。
それでもタスクを切りたい方へ
理屈じゃない!と思う方は
4~5日で構いません、タスクを切らずに生活してみましょう
自宅へ帰った時のバッテリー残量に多少の変化は見られるかもしれません。
就寝前の電池残量が多少変わるかもしれません。
または、全く変わらない事もあるでしょう。
では、就寝前に充電する行為に変化が無ければ
普段タスクを切っている時間と作業がなくなるのは素敵じゃないですか?
しかし気持ちの問題はありますので
どうしてもアプリが立ち上がってるとストレス!
と思う場合は意思に従ってタスクを切りましょう。
タスクを切る文化が根付いた原因とは?昔の機種は本当に必要だったから!
記憶の限りではiPhone3G、3GS辺りの時代は必要でした。
Androidも2012-2013辺りまでは体感ですが動きが多少変わったと記憶しています。
何より以前の機種はタスクを切る操作が存在せず
メモリ解放アプリやタスクキラー等のアプリをダウンロードしてタスクを切っていました。
ショップでも動作が不安定な場合はタスクを切る事を案内していましたし、そのイメージが根付いてしまったと思われます。
- アプリの起動に時間がかかる
- 入力した文字が遅れて表示される
- バックグラウンドでのバッテリー消耗
等の影響が大きかったため、当時は必要でした。
まとめ
- タスクを切る動作は不要
- 気になるのであれば切る
気持ちの問題となってしまいましたが
今まで切っていた方は数日間タスクを切らない生活をして
変化を直に感じ、切らない方向へ習慣を変えてみてはいかがでしょうか?
この記事を読んでから、機種変更してから等
気になったタイミングで試してみましょう!