繰り越し分のデータは基本料金より後に計算される仕組みになってるからだよ。
なんかせこい仕組みだね。。。
もっと便利に・もっとおトクに より引用
ご利用データ量は、
- ご契約のパケットパックの利用可能データ量
- ボーナスパケットの利用可能データ量
- くりこし分の利用可能データ量/前月の追加購入データ量
- 当月の追加購入データ量
の順で利用します。
この内容に尽きるのですが、以降引用部分の補足をしていきます。
*段階性のベーシックパックでは繰り越し不可なので気を付けましょう。
目次
繰り越しが増えないのは使用されるデータ量の優先順位が原因
1つ例を出して解説します。
条件は
- ウルトラデータLパック(20GB)を利用中
- 10月利用データ10GB(9月からの繰り越しはなしとする)
- 11月利用データ20GB
この場合の当月利用可能データ量は
11月→30GB(20GB+繰り越し分10GB)
12月→20GB(繰り越し0GB)
となります。
「11月は30GB使えるところ、20GBしか使っていない。
つまり12月も30GB使えるんでしょ?」
と思いませんでしたか?
普通に考えればそうなりますが、冒頭の引用であった優先順位が関係しているので繰り越しはされません。
30GBあっても、20GBを使い果たしてから繰り越しデータが使用されます。
そして繰り越しは翌月末で無くなるのでストックできず消滅します。
あくまで契約パケット最優先でデータは消費されていく
引用部分のデータ量の違いを簡単に解説すると
ご契約のパケットパックの利用可能データ量
ウルトラデータLパックや、ウルトラシェアパック等のデータ量の事を言います。
基本料金分のデータ量と考えると覚えやすいです。
ボーナスパケットの利用可能データ量
今は無き「U25応援割」や「ドコモの学割」に付随するオマケのデータ量です。
永続的なものではなく、ボーナスパケットを進呈される期間は限定されています。
くりこし分の利用可能データ量/前月の追加購入データ量
くりこし分とは先ほどの例にあったようなものです。
追加購入データとは当月分のデータ量が上限に達し、速度制限になってしまった時
1GB=1,100円(税込み)で購入するデータの事を言います。
当月の追加購入データ量
前項で書いたものの先月か当月かの違いです。
このようになります。
基本的には繰り越しだけ覚えていればあまり問題はありません。
プラン変更でも繰り越しデータは破棄される
例えばウルトラデータLLパック(30GB)→ウルトラデータLLパック(20GB)等に変更した場合等ですね。
一か月ぐらいは大目に見てもいいなと思いますが、出来ません。
もっと便利に・もっとおトクに より引用
パケットパックの変更、または2台目プラスのお申込みまたは廃止を行った場合、変更前のパケットパックから繰り越されている利用可能データは破棄されます。
(月途中にパケットパックの変更、または2台目プラスのお申込みを行った場合は、変更またはお申込みまでが利用可能期間となります。)
プラン変更の繰り越し不可だとどんなパターンで不利になる?
例えば月25GB使うユーザーがいるとします。
ウルトラデータLパックだと6,600円(税込)+追加分5,500円(税込)=12,100円(税込み)
ウルトラデータLLパックだと8,800円(税込)(繰り越し5GB)
もしプラン変更でも繰り越し可能であれば
ウルトラデータLLパックで繰り越しがある状態で翌月ウルトラデータLパックに変更→6,600円(税込)(25GB)
になるので、コストを抑える事が出来ます。
毎月行ったり来たりしなければならないのでかなり面倒ですが、繰り越し可能であれば安くすることは出来ます。
まとめ
せっかく繰り越しが出来るのに、その意味を最大限に発揮させないルール作り。
なるべく料金を高く支払わせるようなイメージが付いてしまうのは勿体ないと思います。
現状変わる見込みはないので、全く別の新プランが出来るまではこの仕様で我慢しましょう。
繰り越しを期待するプランを組むのではなく、多少余裕をもってパケットプランは設定するのがオススメです。
とにかく月額料金を安くしたい方にオススメの記事はコチラ
これってなんでだろう?