ポイントを貯めてばかりだと気づかない方もいるかもしれません。
利用しようと思ったら「利用停止中」になっていたら不正利用された可能性があり危険な状態です。
2018/8/30にドコモからdポイント加盟店にて不正に利用されたとの発表がありました。
今回はdポイントの不正利用について解説します。
目次
不正利用された可能性とは?
ドコモからのお知らせより引用
昨今、お客様のdポイントが悪意のある第三者によりdポイント加盟店にて不正に利用された事象が確認されております。
dポイントの不正な利用もしくはそれにつながる可能性のあるお客様のdポイントカードにつきましては、dポイントの利用(ポイントをつかう)を停止させていただいております。当該dポイントカードをお持ちのお客様におかれましては、新しいdポイントカードへの再登録を行っていただくなどのご対応が必要になりますので、停止されたdポイントカードをお持ちのお客様は、下記までご連絡ください。ご不便をおかけしますことをお詫び申し上げます。また、お客様の身に覚えのないポイント利用が疑われる場合につきましても、下記までご連絡下さい。
dポイントカードの新たな追加登録につきましては、dポイントクラブサイトまたはドコモショップで行うことができます。
dポイントクラブサイト<dポイントカード利用停止・再登録に関するお問合せ先>
dポイントカスタマーセンター
0120-208-360
受付時間:24時間 年中無休<本件全般に関するお問合せ先>
ドコモインフォメーションセンター
0120-800-000(一般電話などから)受付時間:午前9:00~午後8:00(年中無休)
一部のIP電話からはご利用になれません。
(局番なし)151(無料)(ドコモの携帯電話番号から)受付時間:午前9:00~午後8:00(年中無休)※一般電話などからはご利用になれません。
実際に不正利用されてしまった方と、可能性がある方に対して利用停止をしたようです。
自分のポイントが不正利用されていないかを確認するには
- ポイントの利用履歴を確認
- dポイントカードご利用お知らせメールの確認
することでわかります。
これらを確認して、身に覚えのない時間や場所での利用があれば不正利用されています。
dポイント利用履歴の確認方法
今回はweb上から獲得・利用の確認方法を解説します。
ご利用お知らせメールを検索する方法もありですが、一覧で見れるwebが早いので今回はメールについては省略します。
まず、d POINT CLUBサイトへアクセスし、dアカウントでログインします。
すると下記のような画面になるので、ポイント付近にある「>」をタップします。
すると、このような画面が出て来るので
「ポイント獲得・利用履歴をみる」をタップします。
するとこのように一覧表示されます。
今回は獲得のみ表示されていますが「利用」表示の部分に心当たりがなければ不正利用されています。
*記憶にない事もあると思うので、必ず行ったことのない場所や時間があればと考えます。
利用停止・不正利用されてしまった場合の対処方法は?
利用停止・再登録についてはdポイントカスタマーセンターへ連絡します。
dポイントカスタマーセンター
0120-208-360
受付時間:24時間 年中無休
内容についての問い合わせ先はインフォメーションセンターです。
ドコモインフォメーションセンター
0120-800-000(一般電話などから)受付時間:午前9:00~午後8:00(年中無休)
実際に不正利用された方もセンターの対処によりポイントが返ってきています。
明らかに不正利用された!と思われる個所があれば今からでもしっかりと対応してもらいましょう。
不正利用されたdポイント返ってきたー pic.twitter.com/GO7csaI1Ra
— あき 2/2 桜ヶ池クエスト(予定) (@tym_akira) 2018年9月13日
おかげさまで…というか
不正利用されたdポイントは全部戻ってきました
万事解決ではないですが
もっと根本の仕組みをどうにかしないとまた持っていかれるだけなので… pic.twitter.com/isxHBaxDhG— Denney.K (@denney_k) 2018年9月16日
原因はローソンIDの不正アクセスだった
2018/9/14現在でローソンが発表しています。
他加盟店とのサービスで繋がっていると、今後もこういう事はありそうですね。
バーコードを読み取ればすぐに使えてしまう危険性をどうやって解決していくのかが問題です。
根本的な部分を変更しないと今後も被害はでてしまいそうなので早く対処して頂きたいところ。
日頃から出来る対策は?アカウント毎に2段階認証は必須!
今まではログインIDとパスワードさえ特定されてしまえばどの端末でもログインされてしまうのが一般的でした。
しかし、今はセキュリティを高めるために2段階認証の設定が必須です。
2段階認証とは、IDとパスワードを入力した後にSMSや専用アプリでの認証コードを入力して初めてログインができるようにする方法です。
SMS認証や専用アプリは特定端末にしか送られない為、第三者による不正アクセス被害を激減させることが可能です。
2段階認証についてはコチラの記事をご覧ください。
dアカウントの2段階認証設定も解説してあります。
2段階認証の前にパスワードをチェック!使いまわしは厳禁
2段階認証の設定の前に、そもそもパスワードが簡単すぎたり使いまわしをしていれば狙われて当然です。
数年前の個人で購入できるスペックのPCでも1秒間に40億回のパスワード解析が可能です。
つまり、アルファベット(小文字のみ)と数字を組み合わせた程度のパスワードは秒殺です。
少なからず
- 12桁以上
- アルファベット大文字、小文字、数字、記号を利用
- 使いまわしをせず、すべて別個のパスワード設定
このレベルでのパスワード作成をしましょう。
詳しくはコチラの記事に解説があります。
まとめ
現在はネットショッピングやSNS利用をする方も多くなり、アカウントを複数持っている方も多いです。
普段からアカウント毎に2段階認証をする癖がある方や、使いまわしをしていない方はまだ少ないはず。
そこを狙い不正アクセスされる可能性があるので、必ず自身の身は自分で守りましょう。
パスワードを使いまわしていたり、何のパスワードを設定したかすら覚えていないという方は今から確認して被害を出さないように気をつけましょう。