携帯料金を支払えない場合、支払期限+2ヶ月延滞すると強制解約となります。
強制解約後は基本的に完済するまでドコモ及び他社での契約は難しいです。
*都度審査があるので100%出来る出来ないの判断はできません。
例として6月利用分は、7月末が支払期限となります。
それを9月末時点で支払いしていない場合、強制解約になります。
*途中で電波が止まり通知も来るので忘れることはないと思います。
契約満了、更新月でなければ解約金もかかりますし本体を分割にしていれば本体代の支払いも必要です。
今回は強制解約についてまとめます。
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目次
強制解約までの流れと注意点
口座振替の方と請求書払いの方で多少異なりますが基本的な流れは一緒です。
6月利用分→7月請求分として考えます。
7月末までに支払いができていない場合について
*いずれも日程は多少前後します。
- 8月10日前後に支払通知書が届きます
- 8月15日に口座振替の方は再振替が入ります。
- 8月25~28日前後で電波が止まります。
- 9月10~15日前後で強制解約に対する通知が届きます。
- 9月20日頃に最終通告書が届きます。
- 10月1日に強制解約となります
通知もかなり入りますし、強制解約の1ヶ月と少し前にケータイが使えなくなるので気づかないことはないでしょう。
通知が届かない?引っ越しをしたら必ず住所変更を!
基本的には契約住所へハガキを送るので「通知が来なかった!」と思われる方もいます。
必ず引っ越しをしたら住所変更手続きを済ませましょう。
すぐにドコモショップに行けない場合もあるので郵便局へ転送依頼をかけておくことも忘れずにしましょう。
ここらへんの手続き不足で遅延に気づかなかった場合は自己責任となってしまいます。
請求書払の場合は支払月を飛ばさないように注意
請求書を放置しておくと、2ヶ月分たまってしまうこともあります。
先に7月分を払わなければいけないのに、間違えて8月分を先に払ってしまい知らぬ間に延滞しているケースもあります。
「今月は払ったはずなのに携帯が止まってしまった」という事になりかねないので一番古いものから払うように注意しましょう。
ドコモショップであれば、請求書がなくても何月分の請求が一番古いか教えてくれます。
同一名義の携帯も繋がらなくなってしまう
例えば家族の携帯を代表して1人が契約している場合、支払いが別々だとしても止まってしまいます。
例えばAさん名義で3回線持っているとして、1回線でも遅れがあれば他の回線も止まってしまうため利用者に迷惑をかけてしまう恐れがあります。
支払いする場合は家族の方が払うことも可能ですが、払い忘れがないように注意が必要です。
強制解約になると次の契約が非常に難しくなる
解約済み回線で支払い済みでない料金がある場合、審査が難しくなります。
これは他社も同様で、auやSoftbank等で未納がある場合にドコモで契約できない事もあります。
支払いが済んでいないのに新規契約を組もうとすると「新しい契約も支払いされず解約になる可能性がある」と考えられてしまいます。
キャリアにとっては支払い出来ない可能性が高い方が契約しても、料金を回収できないリスクが高いということです。
完済しようとしても解約金や本体代金の残が重くのしかかる事も
例えば携帯料金が月1万円(税込)の場合、毎月1万円(税込)ずつ払っていれば問題ありません。
しかし強制解約になった場合どの程度の支払いが必要かを先程の例を参考に考えると
- 7月請求分:10,000円(税込)
- 8月請求分:10,000円(税込)
- 9月請求分:10,000円(税込)
- 10月請求分:10,000円(税込)
少なくともこの4ヶ月分が必要です。
携帯が使えなくなるのは8月後半からですが、使えなくても基本料金は発生します。
*9月末まで回線は維持されるので、10月請求まで発生します。
これに追加で、契約満了月や更新月でなければ解約金が10,450円(税込)発生します。
また、本体を分割払いしている期間であれば本体代金も請求されます。
最近の機種は元値が高いので、本体の残が10万等残っていたらなおさら支払いが難しくなります。
毎月支払いをしていれば1万ずつでよかったものが、放っておくことで以上のように10万を超える請求が来る可能性も十分あります。
未払いの状態が続くとドコモだけでなく他社も契約が出来ない可能性が高くなります
新規契約や名義変更の手続きをするには審査が入ります。
先程もあったように、未納分があると支払い能力がないと判断されて契約できないことは十分にあります。
こういった信用情報は他社にも共有されるため、ドコモが駄目ならauやSoftbankという安易な考え方では携帯を持つことが出来ません。
一括での支払いが難しい場合はセンターに相談をすること
支払いの意思があっても一括が難しい場合に利用します。
インフォメーションセンター(0120-800-000)へ電話をして料金の相談をしましょう。
支払い意思があれば分割に出来ます。
*センターとの話によります。
何回払いになるかは話し合いによりますが、完済をしない限りは新規契約すら難しいので必ず相談しましょう。
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まとめ
- 強制解約は支払期限+2ヶ月後
- 強制解約になると完済が難しくなる
- 完済しないとドコモや他社契約が出来ない可能性が高い
- 支払い意思がある場合は必ず分割の相談をする
携帯は毎日使うものなので、一旦使えなくなるとかなり不便です。
強制解約になる前に、必ず他の費用を削っても支払いをすることをオススメします。
どうしても難しい場合は家族や友人を頼ってでも強制解約は回避したいところです。